CROSS TALK

経験者が語る本音の転職理由。
妥協のない仕事選びの極意とは?

3人それぞれに異なるキャリアを歩みながら、現在はシーディアの一員としてモノづくりの最前線で活躍するエンジニアたち。3人がシーディアを選んだ理由はどこにあったのか。転職後の感想について、そして気になる給与や働き方に関しても本音で話します。

M・T2014年入社

IC開発エンジニア

技術者派遣会社を経て、シーディアに転職。前職では携帯電話開発に携わり、無線技術分野の設計エンジニアを経験。転職後はIoT向けの近距離無線通信用IC開発に従事、回路設計から評価、テストプログラム開発に至るまで幅広く手掛ける。

H・Y2010年入社

NCプログラマー

航空機の各翼部分の部品製造に携わるNCプログラマーとして活躍した後、中小メーカー勤務を経験。2010年からシーディアにて、NCプログラマーとして活躍中。大手メーカーの航空機エンジン部品の製造に携わる。

N・T2009年入社

電気回路設計エンジニア

前職ではLSIの論理回路設計、テストプログラム開発などを経験。シーディアへの転職後は、高周波機器の回路設計、評価を手掛ける。

01

まずは、みなさんそれぞれの転職の
きっかけを
教えていただけますか。

N・T

リーマンショックを受けて急に仕事がなくなったことが転職の理由です。シーディアの中にも、私と同じ理由で転職した人が多いのではないでしょうか。

H・Y

まさに私がそうです。2人とは違って機械系のエンジニアですが、リーマンショックで会社の業績が悪くなって、転職をせざるを得なくなりました。

N・T

あの頃は本当に大変で、日本中で何万人というエンジニアが、先が見えない状況に陥ったのではないでしょうか。待っていても欲しい仕事は来ない。だったら転職して自分から仕事を見つけていくしかないと。

M・T

当時の多くのメーカーの考えとしては、一時的にでも赤字幅を減らそうと、必要以上に大幅な人員削減、コストカットが行なわれた時代だったわけです。

N・T

シーディアは、リーマンショックのさなかでも新規の人材採用をしていました。特定の分野に限らず、幅広い開発領域において事業を展開していて、機動力に優れている点がシーディアの大きな強みだと思います。

M・T

私は2人とは転職の時期が違って、2014年の入社です。それまでは携帯電話、今で言うガラケーの開発に携わっていました。ですが、みなさんもご存じのようにガラケーからスマホに市場がシフトして、それまでは強かった日本の携帯電話メーカーが海外メーカーに淘汰されていったのです。新しい活躍の場を求めて、2014年にシーディアに転職しました。

H・Y

2014年であれば、転職をしなくても他にもいろいろと開発案件があったのではないですか?

M・T

確かにそうでしたが、以前の会社ではエンジニアの希望がほとんど聞き入れられなくて、会社都合で携わるプロジェクトが決まる状態でした。本当は違う場所でこそ自分の強みが生きると思っていても、希望が通らないのです。そこにどうしても納得ができなくて、転職することを決めました。

02

メーカーや他の会社ではなく、
シーディアを選んだ理由を
お聞かせください。

M・T

先ほどの話の続きになりますが、自分が希望するプロジェクトにアサインしてもらえる点が一番の入社決定の理由です。シーディアではエンジニア1人ひとりの希望と適性、知識、技術を把握した上で、最もマッチング精度が高いプロジェクトにアサインしてもらえます。例えば私の場合は、最先端の技術に関われる大手メーカーのプロジェクトという希望を叶えてもらえました。

H・Y

そのお気持ちはすごく分かります。私は以前、航空機の各翼部分のパーツ製造に関わっていたのですが、リーマンショックを機に、一度は中小企業に転職しました。そこはメーカーだったのですが、規模も小さいということもあり、本業であるNCプログラム以外の仕事の方が多かったぐらいです。

N・T

どんな仕事をされていたんですか?

H・Y

NCプログラミングの仕事はほんの少しで、あとは金属部品を手作業で研磨するような製造スタッフの仕事をしていました。ある程度は他の業務をしなくてはいけないのも理解できるのですが、限度があります。毎日毎日、製造現場の補助のような仕事をしていて、これは自分のやりたい仕事とは違うな、という想いが大きくなっていったのです。

N・T

メーカーの方がいい、という人もいますが、やはりそういった点が開発や設計に特化しているシーディアのような会社との違いですね。特に中堅以下のメーカーの場合は、自分の専門分野に専念できる環境が少ないと思います。我々エンジニアは、自分の専門性を磨き、技術を高めていくところに価値があるわけですからね。

M・T

私も同様で、先端技術の開発に関われることに魅力を感じました。最先端のモノづくりの中にこそ、自分が学びたいことがあると今でも思っています。

H・Y

ハードウェアのモノづくりも同じです。例えば設備の面でも、最先端の開発現場とそうでない所とでは全然違います。テクノロジーは日々どんどん進歩しているわけですから、部品の加工技術も今までになかったものが次々と生まれています。過去には不可能だった加工ができるようになるなど、目覚ましい進歩です。そうした最新の加工技術を使ったモノづくりができるのは、やはり先端技術開発の現場ならではの利点だと思います。

N・T

LSIなどの設計開発にも、最先端のプロジェクトに携わるメリットはたくさんあります。一番大きいと思うのは、豊富な情報資産に触れられる点です。最先端の開発を続けてきた現場には、蓄積されたノウハウがあります。その情報に触れられるかどうかで、エンジニアの成長スピードが何倍にも変わるのです。そういった点でも、先端技術のモノづくりに関われる点は、大きな魅力と言えるでしょう。

03

働き方改革が進む現在ですが、
シーディアで働く環境については
どうでしょう。

M・T

評価と給与に関しては、非常に納得できる制度になっていると思います。評価基準が明確で、どうすれば評価が上がるのか、といったことが誰にでも分かります。

N・T

今の自分に何が足りていないとか、人それぞれの課題が明確になるのもいいですね。技術力は高くても指導力が足りていないとか、専門性に偏りがあるとか。クライアントや社内からの客観的な評価が得られるので、非常に納得できる制度です。

M・T

目標が立てやすいと言うのもいいですね。

H・Y

プロジェクトにアサインする時も、今の技量でできる仕事ではなく、実務を通してレベルアップが見込めるプロジェクトを選んでくれるのがうれしいところです。ずっと同じレベルの仕事を繰り返すだけの働き方では成長は期待できませんし、何よりも本人があきてしまいます。ちょっと難しいけどやりがいがある。そんな絶妙なスキルレベルを設定してアサインしてくれるのも、エンジニア1人ひとりをしっかりと見ていてくれるからだと思います。

N・T

そういう面では、管理部門のフォローもすごくしっかりしていますね。定期的に面談して今の仕事に対する悩みに答えてくれるので、若い人なんかは特に安心できるはずです。私のような中堅層はそうした心配もあまりないのですが、若手にはありがたいことだと思います。

M・T

将来に対する相談も、どんどん上司や先輩にしていけばいいと思います。クライアントも理解があるところばかりですから、エンジニアがやりたい仕事があると言えば、希望に見合ったポジションを任せてくれます。むしろ、そうして自分から上を目指す姿勢や気持ちがある方が、周囲の評価も高くなりますから遠慮はいりません。

04

最後に、みなさんの今後について、
シーディアでのキャリアを教えてください。

N・T

社内にデザインセンターができたことで、キャリアの選択肢が広がりました。今まではエンジニアとして自分の仕事に専念してレベルアップしていくのが基本でしたが、デザインセンターでは、組織運営を手掛けるマネジメントの仕事にも携われます。

H・Y

クライアントとの折衝も任されて、管理職としてのスキルを磨いていけるのではないでしょうか。組織を従えて、交渉を手掛けたり、プロジェクト全体の管理まで手掛けたりする仕事には、モノづくりの現場とは違ったスケールの大きさがあると思います。

M・T

デザインセンターのおかげで、地方にいながら東京のプロジェクトにも携われるようになったので、働き方の面でも自由度が増えましたね。例えば、生活の拠点が関西にある場合、東京のプロジェクトでやりたい仕事があれば異動するか、あきらめるしかなかったのですが、デザインセンターにいれば関西にいながら東京のプロジェクトにも携われます。働く場所を選ばないのが、最大のメリットです。

H・Y

個人的には、自分の得意分野をもっと広げていきたいと思っています。具体的にやりたいのが、CAMを使った仕事です。これからはCAMによる自動化がモノづくりの仕事にも広がっていくはずですから、新しい技術を学びたいですね。チーム異動の希望を出せば、こうした仕事に関わるチャンスがいくらでもありますから、希望を叶えて技術を追求していこうと思っています。

N・T

Yさんのように技術を追求したいエンジニアを育てていくことは、これからシーディアが成長していく上で非常に重要なことです。デザインセンターでプロジェクトを手掛けるには、人を育てることが欠かせません。人材を育成していくには、まずは教えられる指導者の育成が必要です。もし求められれば、そうした立場になって若手を育てていきたいですね。

M・T

シーディアもどんどん変わっていきますから、今までにない役割を担うことが求められていきます。別の言い方をすれば、会社が変わる時というのは、社員にとっても大きく成長するチャンスです。これから当社に入ってくる人には、このタイミングをぜひ生かしていただきたいと思います。

N・T

本当に自由な社風の会社ですし、本人の頑張りしだいで収入も増やしていけます。マネジメントやスペシャリストの立場を望むなら、きっと手にすることができますし、経験したことがない分野の仕事をしたいなら、その希望も叶います。この辺りの自由さが、他の会社にはない魅力です。

H・Y

技術を追求していきたい人も、将来はマネジメントを手掛けたい人も、どちらにとっても希望が叶う社内体制と仕組みが用意されています。キャリアを作っていくのは自分自身ですから、ぜひシーディアで働くメリットを自分のために生かして欲しいですね。

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